相続関係説明図作成ソフト「そうぞく工房4」
特徴・詳細
そうぞく工房4の主な特徴を紹介します。
そうぞく工房3からの主な改良点
そうぞく工房3より、以下の点が改良されました。
- 法定相続情報一覧図を作成できるようになりました。
- 入力されているデータに対して不適切な箇所がないかチェックする機能が追加されました。
- 人物検索の際、生年月日を基準に検索できるようになりました。
- 人物情報の住所が長い場合に指定の位置で改行できるようになりました。
- 家督相続の原因として入夫婚姻を入力できるようになりました。
- 相続分を記載する際、被相続人からの割合を記載できるようになりました。
- 説明書はヘルプ機能で表示していましたが、PDFとなりました。
主な機能
■自由なレイアウト
図面上に配置された人物・関係線等は、オフィスソフトを操作する感覚で自由に移動できます。
人物を移動すると、関係線も追随して引き直されます。複数の人物をまとめて移動することもできます。
容易に編集できるので、「兄弟を1人忘れてた!」といった場合でも、すぐに修正できます。
人物の位置や、関係線の引き方等、編集した内容はそのまま保存されます。
用紙サイズや枚数、縮尺を設定できるので、大きな家系でも用紙に収まるよう綺麗にレイアウトできます。
縦書き・横書きどちらでも作成できます。作成した後でも変更できます。
■多彩な表現方法
人物情報の記載方法は、細かく設定できます。
- 氏名の文字大きさを設定できます。
- 生年月日・死亡日は、数字・漢数字のどちらでも記載できます。元号は文化(1804年)から対応しています。
- 年齢を記載できます。生存時は現在の年齢、死亡時は享年が記載されます。
- 自由項目としていろいろな情報を入力できます。入力項目に無い内容はここで入力できます。
■相続情報の入力
家族関係を元に、相続情報を入力できます。
相続情報入力画面では、相続時に誰が生存していて誰に相続権があるか一目でわかります。
推定相続人と法定相続分は家族関係から自動で入力できます。
数次相続にも対応
いったん相続を受けた人物が死亡した場合、その人物から相続情報を入力できます。
元の財産が、代々誰から誰に相続されていったかを入力できます。
古くから登記されている土地が現在誰に相続されているか、といった入力ができるため、地籍調査等に利用できます。
■法定相続情報一覧図に対応
法定相続情報証明制度に準拠した様式で、法定相続情報一覧図を作成できるようになりました。
■データチェック機能
入力した図面に対して、不適切な箇所や入力不足が無いかチェックを行います。家族関係や相続情報で不適切と判断された箇所を一覧表示し確認できます。
■印刷機能
- 一般的な、相続関係説明図の様式で印刷できます。印刷時には、プレビュー画面で内容を確認できます。
- タイトル部分、末尾の奥書部分は、内容を編集できます。
- 印刷内容は、画像としても出力できます。
■検索機能
指定した人物が、どの図面に記載されているか検索できます。
大量の図面を作成していても、目的の図面を見つけやすくなっています。
■その他便利な機能
- 人物情報を入力する際、名字や住所は、既に入力されている他の人物の情報からコピーして入力できます。
- 作成した相続図の一部を、他の相続図にコピーすることができます。既に作成した相続図から特定の人物以降の関係をコピーして新しく相続図を作成したり、
既に作成した相続図全体を他の相続図に組み込むといった操作ができます。
- 図面をグループ単位で管理できるので、業務にあわせて年度単位や地域単位といった管理ができます。
- 図面上に、線・文字等を書き込めます。補足説明等に利用できます。
- 人物のデータをCSVファイルとして出力できるため、入力した内容を他の用途に利用できます。
動作環境
ハードウェア | CPU | 下記OSが快適に動作する性能 |
---|---|---|
メモリ | 下記OSが快適に動作する容量 | |
ハードディスク | インストールに 40MB程度 1図面につき 1MB以上必要 | |
ディスプレイ解像度 | 1024 x 768ドット以上 | |
ソフトウェア | OS | Windows 11 / 10 |
オフィスソフト | 図面を作成・印刷する際は、オフィスソフトは必要ありません。 図面をWord形式で出力する際に、Wordが必要です。 また、データをExcel形式で出力する際に、Excelが必要です。 | |
その他 | 説明書を参照する際、PDFを閲覧できるソフトが必要 |
購入方法
現在、販売は株式会社リプロが行っています。
価格や購入に関するお問い合わせは株式会社リプロへお願いします。
ソフト1本につき、1台のパソコンで使用できます
複数台で使用したい場合は、追加台数分の追加ライセンスを購入してください。
(例:3台で使用したい場合、製品1本、追加ライセンス2本が必要になります)
「そうぞく工房3」使用いただいている方は、アップグレード版を購入していただくと、
「そうぞく工房4」にアップグレードできます。
注意事項
- 本ソフトでは、自動で推定相続人・相続分を判定できますが、それが実際の内容とは限りません。
相続内容は、遺言や相続人同士の協議によって決まります。
最終的には、利用者が内容を判断する必要があります。
特に、家督相続の場合は戸籍に記載の通りに相続人を指定してください。 - 本ソフトは、誰でもすぐに相続図が作成できる・・・というほど簡単ではありません。
パソコンの基本的な操作のスキル、相続についてのある程度の知識、そして多少のセンスが必要になります。 しかし、オフィスソフトを使用して書類を作成した経験のある方でしたら、操作はすぐに理解していただけると思います。 - 本ソフトで作成される相続図は、必ずしも利用者の望む内容となっているとは限りません。 本ソフトの購入を検討されている方は、事前にフリー版にて動作・様式等を確認していただくようお願いします。